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造形見学
2011-07-31 Sun 05:14
今大学は夏休みです。
この期間に我がグループは、アラブ圏の国の学生を対象に幾何とアーキテクチュラルジオメトリのサマースクールを開催しています。今年の学生さんたちはエジプトとサウジアラビアの人たち。このサマースクール、同じグループの人々が講師を務めています。

昨日廊下をうろうろしていたら、講師の一人、Bが講義に使った光造形オブジェクト(ほら、S&O研にもある、O講師がR研で作ってもらった恐竜2体組みたいなやつだ)を片づけているのに出くわしました。話しかけたら「これから造形グループのところに見学に行くから一緒においでよ」とお誘いいただいたので、同室の人と一緒に見学に参加してきました

TUWienにはR研のように、造形専門のグループがあるんですね。
大学のとある建物の数階分のオフィスに、あまり人数は多くないそうですが、5~6人ほど専門の方々が作業されています。、
レーザー使用の3Dプリンタ、ミルの機械がいくつか(少なくとも一つはかなりでかい)、レーザーカッティングマシン、糸のこ、ワイヤーカッティングマシーン(ル、ルードサーフェスができるんじゃい!)、石膏、もう古いのから最新のまで山のよう。
デジタルモデルをもらった後に、それをオブジェクトとして実現するメッシュ化・離散化などの作業もこのグループが行います。

3Dプリンタは色も付けられるだけじゃなく、マルチマテリアルができるんだとか!!実物も見せていただきました。これはブレイクスルーなのです。普通に白い粉で作ると高いから、まずはスティロフォームで作るんだそうな。白い粉製は1立方cmあたり1ユーロ、スティロフォームは1パーツつくるのに50セント程度なんですって。まぁぁ、見せてもらったどこの馬の骨とも知れないちっこいパーツ1つでメンザ定食の2倍もするじゃないのさ。

また、ここはアーキテクチュラルの研究をしているためモデルは建築物がメインで、これがまた折れやすい形状が多いのです。白い粉で作る場合には、造形完了後に 1.粉から作品を取り出して 2.凹部分にたまった粉を除く という作業があります。しかも上述のように粉は大変に効果ですので、わずかばかりも逃さず集めて再利用したいのです。そこで慎重に慎重を期して1.2.の作業をするのが実に大変なんだそうです。マシンには粉を吸い取る機構もついてます。2.の作業は専用の装置を使って粉が外に飛んでなくならないよう、また別の物質が入り込まないよう、生物実験の無菌作業用装置(内側に向かって手袋がついてるボックス。白い粉の装置には手袋はないけど)みたいなものの中で絵筆を使ってそーっとそーっと払うのです。

サマースクールの学生さんたちはお土産に光造形のオブジェクトがもらえるそう。僕は講師の同僚だから造形オブジェクトはなくて代わりにミルくずをもらったよ。ミルのそばに立っていたら、削りかすが服にたくさんついたのだ。

この学生さんたち、映画に出てくるアメリカの学生さんたちのように非常に熱心でした。質問も的を得ているし、マシンの様子はみんなデジコンやデジイチで撮影してるし、専門の本(英語)を買い求めに講師をたずねてきたりしてました。ああいう学生さんたちが数年後にここにくるのかな。そう、彼らは学部生だったのです。もちろん英語はみんなペラペラである。あれ?もしかして日本人以外みんな普通に英語できるのか?いや僕以外か???

余談ですが、マスターの学生さんですかって聞いたら学部生だと言われたわけなんですが、続けて「あなたも学部生ですか」って聞かれたよ(´Д`*) 日本ではこんなこと想像するだけでも百叩きの刑にあいそうなのにな。。。
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