chowe
http://chowe.blog106.fc2.com/
World Wide Weblog
スポンサーサイト
-------- -- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

別窓 | スポンサー広告 | top↑
帰国前夜、食中毒になりました
2013-04-26 Fri 00:36
夜中の3時に、耐えられない胃の痛みで目が覚めた。
ひどい胃もたれかと思って姿勢を変えてみるも変化なし。むしろあれよあれよと言う間に悪化してくる。考えてみればそもそももたれるようなものは食べていなかった。夕食に至っては殆ど摂らなかったも同然だったのだ。

痛みは徐々に、空腹の極限時に感じるような鋭い痛みになってくる。
なったことないけど胃酸過多だろうか。朝になったら何か食べねばなるまい、と思ったのも束の間、食事なんて考えたくもないほど激烈な痛みが襲ってきた。これは異常だ。なんで薬まで送ってしまったのか。友人に朝イチで薬を分けてもらえるようメールを書こう。枕元のPCに電源を入れるも、それ以上のことができない。

痛みはすさまじいものになっていた。みぞおちと腸を結ぶ線に沿って痛い。胃のあたりから体が2つに千切れそうだ。胃が裂けているに違いない。

気持ちも悪い。
よたよたしながらトイレに行き、全部出し、というより全部以上出し、脱水症状の危機を感じた。それなのに楽にならなず、むしろますます気分が悪くなった。
次の一瞬、全身からひどく汗をかいた。手の甲なんて真夏でさえ稀にしっとりするほどでしかないのに、今は汗でびしょびしょなのである。帰国を半日後に控えて自分はトイレで死ぬのかと思った。

今まで経験したことのない状態に、一瞬マラリアの文字が頭をよぎった。
2週間前に蚊に刺されて大きく腫れたことと、KAUSTのオリエンテーションで衛生部からマラリアの注意を受けたことが思い出されたのだ。でも高熱なんてないし。

とにかく胃の痛みに耐えかねて、耐えられなくて救急車を呼ぼうとした。
でもそれさえできなかった。

少しうとうとしたり痛みで目が回りそうになりながら朝が来た。
結局2時間しか寝られなかった。なんて出発前夜だろう。KAUSTから日本の自宅へは22時間かかるというのに。

痛みはどうやら周期的なようである。
動けるときにそれでも這うようにしてバスに乗り、病院へ行く。
受付で状態を話し、今日昼過ぎに出発と伝えたところ、車椅子でERに送られた。

痛み止め入り点滴と抗生物質で少し良くなったものの、痛い時に意識が吹っ飛びそうでなくなった程度である。立つのがやっとで、痛くない時でさえ歩くというより摺り足で前に進む程度の動きしかできない。これでPCの入ったでかいリュックをしょって重いトランクを引きずって歩けるのか。

意外に行けたのである。
部屋からエレベータまでと、空港入口からカウンターまでの数十メートルだけだったから。

タクシーでは殆ど寝て過ごした。
もっと窓の外を眺めて行きたかった。ラクダも見えたかもしれない。

空港で手荷物を預けた後、少し身軽になり、椅子に座って、あるいは壁にもたれて搭乗を待つ。
ようやく食べ物を口にできるようになる。この日食べられたのはパン2口分だけ。
少し熱でもあるのか節々が痛く、だるい。頭も朦朧とする。
乗り換えのアブダビではゲートの椅子で居眠りして、あやうく乗継便を逃すところだった。目が覚めたら周りに人が一人もいなくなっていたのだ。


気が付いたら飛行機が成田に着くまでアバヤを着ていた。
別窓 | サウジアラビア | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
<<懐かしの… | ―*暫定住居*― | 引っ越し 顛末>>
この記事のコメント
コメントの投稿
 

管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック
| ―*暫定住居*― |
copyright © 2006 ―*暫定住居*― all rights reserved. powered by FC2ブログ. template by [ALT DESIGN].
/
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。